自転車事故の発生状況について
全交通事故件数に占める自転車事故件数の割合は、2割近くと高い水準で推移 また、自転車事故による死傷者数は、未成年者と高齢者で、半数を占めている
2018年の自転車乗用中の交通事故件数は8 万5,641 件で交通事故件数全体に占める割合は19.9%と、2010 年以降減少傾向にあったものの、2017 年以降、増加傾向に転じています(グラフ1)。また、自転車乗用中の死傷者数のうち、未成年者が29.9%、65 歳以上の高齢者が19.9%と、この2 つの年齢層でほぼ半数を占めています(グラフ2)。
グラフ1 自転車乗用中の交通事故件数およびその関与率の推移
グラフ2 自転車乗用中の年齢層別交通事故死傷者数の割合(2018年)
自動車との事故が8割以上 出会い頭、右左折時での事故が多い
自転車事故の8 割以上が自動車との事故です(グラフ3)。また、事故類型(車両相互)としては出会い頭による事故が圧倒的に多く半数以上を占め、次いで左折時衝突、右折時衝突と続いています(グラフ4)。
グラフ3 自転車乗用中事故の相手当事者別交通事故件数の割合(2018年)
グラフ4 自転車乗用中事故(車両相互)の事故類型別交通事故件数の割合(2018年)
※ 各グラフの構成率は、警察庁交通局の統計数値をもとに小数点第2位を四捨五入しており、合計が100%にならない場合があります。 ※警察庁交通局
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